2007年度 災害準備大作戦 に参加


平成19年4月9日 第5回 災害準備大作戦が行われ、ICT研究会は  無線通信班として活動を支援した

現地対策本部テント(千葉市緑区「昭和の森」ユースホステル前広場)に隣接して、アマチュア無線局(JJ1YXI)を開設、A Fの6箇所の避難所に無線通信要員を各1名配置 した。

訓練開始から終了までの間(9:5514:30)アマチュア無線による非常通信訓練を行った。

<スタッフ>

ICTメンバー 5

              吉川正弘(JQ1KVW  浦安2団)、岩井壮夫(7N1SFT 流山2団)、 塩崎達也(JR1HOD 千葉1団)

            粕谷 JH1XVV 千葉25団)、  土橋康夫(JA1GNM 市原7団)

千葉地区協力者 4

              木村孝司(JR1IZG 千葉27団)、  加藤      JA1NLZ 千葉25団)、 八木 JA1SXG 千葉25団)         

              小林昭彦 (JA1OJN 千葉25団)

SL協力者 1

              鈴木 JG1FRE 市原市)

<無線設備>

本部      無線機                430MHz  10W  1

             アンテナ            グランドプレーンアンテナ  伸縮ポールに架設 5m

             電源                   ユースホステルよりAC100V電源の供給

避難所  無線機                430MHz  ハンディ機   1  6台(個人所有品)


<業務内容>

4/3 事前に県連倉庫から無線機材の持ち出し、当日輸送

7 スタッフ集合   本部無線局設営作業

930     本部〜各ハンディ機の通信確認作業

955分〜1156          非常通信訓練   51回の交信を行う 

13時〜1430                 非常通信訓練   39回の交信を行う

1530分〜                        閉会式後撤収

1630                           県連倉庫に収納完了

主な通信内容・・今回は事前に通信文の雛形は作らずその場の対応とした。

スタッフ配置完了

スカウト到着

訓練開始及び訓練終了

避難所撤収、引き上げの報告           等々

無線局と現地対策本部が隣に位置し、対策本部担当者(無線機所持)が常に通信を傍受し、的確な指示や対応ができた。

無線局をオペレーターと記録係りの2名体制で行いスムースに運用できた。

今回は画像通信の実験は行わなかった。


    災害時のボーイスカウトのアマチュア無線による非常通信の効果は

    一般電話回線および携帯電話回線は、通信ケーブルの切断等又は輻輳により長期間不通状態になることが予想され、避難所においてはアマチュア無線によって行政機関との連絡手段が確保できます。

    業務無線と違って使用できる周波数が多く混信の心配は少なく、また音声だけでなく、データ通信や画像通信もできます。

    携帯無線機(ハンディ・トランシーバー)使用の場合は、電源の心配も無く(乾電池)また場所に困らず、機動性に優れている。

    ボーイスカウトの制服で、災害支援のボランティア活動と周囲に認識されます。

しかし、「そなえよ つねに」の精神で、定期的に組織として非常通信訓練を行って、技術の向上と維持に努めなければなりません。








2007年度 日本アマチュア無線連盟千葉県支部非常通信訓練に参加

  平成19年9月9日(日) JJ1YXIボーイスカウト千葉県連盟局も千葉市稲毛区の青少年女性会館屋上より参加。
メンバーは、JA1GNM・土橋さん、JH1XVV・粕谷さん、7N1SFT・岩井さんの3局。

  東葛、印旛、山武、長生、安房、君津、千葉の7地区と県庁局、県内全域の合計9局と交信ができました。
残念ながらパケットおよびデジタルは、設備がないため参加できませんでした。

また香取、海匝、夷隅の3地区は、信号強度 31〜41で入ってきていたのでしたが、今回は呼びかけをしましたが状況が悪く交信できませんでした。